別表神社ではない主な神社(べっぴょうじんじゃではないおもなじんじゃ)とは、神社本庁が定めた、神社本庁が包括している神社、いわゆる別表神社ではない神社のこと。単立神社とも言う。
昭和21年(1946年)2月2日の神社の国家管理の廃止に伴い、公的な社格の制度(近代社格制度)が廃止された。全ての神社は対等の立場であるとされたが、それでは不具合もあるので、近代社格の官国幣社は自動的に別表神社となった。
しかし、その後、包括関係を解消した神社なども出てきて、現在までに有名な神社でも神社本庁に属していないものも多くなり、神社本庁に属していなければ、単立神社であって、別表神社にはなりえない。ここではその主なものを列挙した。
官幣大社 伏見稲荷大社 京都府京都市伏見区
官幣中社 梅宮大社 京都府京都市右京区
官幣中社 鎌倉宮 神奈川県鎌倉市二階堂
別格官幣社 靖国神社 東京都千代田区九段北
別格官幣社 山内神社 高知県高知市鷹匠町
別格官幣社 日光東照宮 栃木県日光市山内
別格官幣社 梨木神社 京都府京都市上京区
国幣大社 氣多大社 石川県羽咋市寺家町
国幣中社 出雲大神宮 京都府亀岡市
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